1400年の歴史を誇る粘土瓦。日本の伝統・文化と言っても過言ではありません。しかし、全国的に瓦離れが続いています。
(一社)全日本瓦工事業連盟はこの問題を深刻に捉え、次なる100年後の粘土瓦の未来のために活動をしていく必要性があるととらえています。粘土瓦の良さを日本国民に再認識してもらい、ユネスコ無形文化遺産に登録される予定の「伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術」に粘土瓦も含まれるようになるよう「日本粘土瓦ユネスコ登録推進協議会」をたちあげ、第一回のシンポジウムを開催します。

日時:5月22日(火) 15:45〜17:00 (開場 15:30)
会場:新大阪ワシントンホテルプラザ

〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島5丁目5−15
新大阪駅より徒歩5分

講師プロフィール

大脇 潔


1947年 愛知県生まれ。早稲田大学第一文学部史学科卒業。1973年から奈良国立文化財研究所の文部技官として、飛鳥寺や山田寺などの古代寺院や藤原宮跡を中心に発掘調査に従事する。飛鳥藤原宮跡発掘調査部考古第二調査室長を経て、1995年に近畿大学文芸学部助教授となり、後に教授となる。専門は歴史考古学、とくに飛鳥・白鳳時代の寺院跡から出土する瓦の考古学研究がテーマ。著書に『飛鳥の寺』(保育社)、『古代の宮殿と寺院』(講談社)、『聖徳太子辞典』(柏書房)、『飛鳥から藤原京へ』(吉川弘文館)、『飛鳥史跡辞典』(吉川弘文館)などがある。

主催

日本粘土瓦 ユネスコ登録推進協議会(全瓦連事務局内) http://www.yane.or.jp/unesco/unesco.shtml

[お申し込み]

FAXにて 03-3265-2903
(同日程で開催する全国大会に出席の方は、申込の必要はありません)