4/28「普請文化フォーラム 2018」のパネルディスカッションで、林業から見た伝統建築のポテンシャルについてお話いただいた飯田泰之先生に、今後の林業の活性化にむけてのビジョンをおうかがいしてきました。先生は内閣府の規制改革推進会議の農林ワーキンググループの座長でもあり、6/4に内閣府の諮問に応じて出された答申では、農林業の今後の見通しについてまとめられています。

■平成30年6月4日 内閣府 第34回 規制改革推進会議
規制改革推進に関する第3次答申 PDFファイル
終了後記者会見の記録 PDFファイル

戦後の拡大造林で大量に植林された人工林が伐期を迎え、森林蓄積量がこれまでになく充実してきている今、「日本の伝統建築 木工匠の技」をより広く活用していくことは、文化財の維持のみならず、日本の山と住宅や町並みをつなぐプラスの循環を生む。先生が語られる「これから」に、明るさと力強さを感じることができ、元気をいただきました。先生のお話のビデオとサマリーは、近日中に公開予定です。

「職人宣言キャンペーン」構想をお話したところ「職人応援宣言」のビデオ撮影にも快く応じてしださいました。

■ 明治大学政治経済学部准教授 飯田泰之先生の「職人応援宣言」